時間について

幹事さん・添乗員さん・引率の先生方にとって、時間（スケジュール）と
体験での満足感の兼ね合いは、いつも大きな課題であることでしょう。

まゆ村の体験教室は個人・小グループはまゆ村おばさん達（店員）が、
団体は村長（店主）がお相手させて頂く場合が多いです。

おばさん達による教室の利点は予定が立てやすいことです。人形を一体
仕上げることを目標に淡々とこなしていきますので、１時間を超える
ようなことも滅多にありません。

村長の場合、“脱線”が多いです。嵯峨鳥居本の町並みの話、繭の話、
時にはそれが日本の近代史からバイオテクノロジーやDNA、プレート
テクトニクスの話にまで拡がってしまうものですから、予定時間というのも
あってないようなものとも言えます。

どうあっても４０分、長くても１時間以内には終わってもらわないと困る！
という場合は、ご予約の際に念を押しておいて頂いた方がいいかと存じます。
話を端折ってでも村長に短くしてもらうか、出来そうにない場合おばさん達に
代行してもらうこともあるでしょう。

でもその場合、繭人形は同じように完成しても、皆さんの心の中に何かが
欠けたまま終わってしまうことがあるかも知れません。
時間と楽しさとのバランスは難しいですね。