愛宕古道街道灯し -3-
(あたごふるみちかいどうとぼし)
2005年8月23日・24日
人の心を浮き立たせつつ鎮める
不思議なともし火。
まゆ村出店前の行燈。
今年も「水星会」の方々には大変お世話に
なりました。力作が目白押しだったのですが
写真の腕が怪しくて殆どピンぼけになってしまい
他の作品も紹介できなかったのが残念です。
まゆ村上がり口を微かに照らす行燈。
石段上のまゆ村の店内。
まゆ村の庭で風の笛工房のお兄さんの
土笛の演奏に聴き入る人々。
(写真右端、村長)
庭の片隅でお地蔵さんも
聴いたはりました。
演奏後、土笛のお兄さんと歓談
する人々。
下の通りでは次第に歩く人も
増えてきて、賑やかに。
地蔵盆は子供が主役。
地元の子らも土笛のお兄さんの
周りに集まってきました。
二日目、土笛の聴衆の中に思いがけず
雅楽の「龍笛」の吹き手のお姉さんが。
時ならぬ土笛と龍笛の合奏となりました。
そのまた聴衆の中に元巫女さんが。
今度は龍笛と舞の巻。今宵は豪華でした。
アラカシの木下闇で独奏。
毎年の千灯供養・街道灯しは人の出会いと協力の場。
庭のローソクを絶やさず世話をしてくれた千葉出身のお姉さんがいました。
暗い帰り道、女性のお客さんを駅まで送ってくれた福島と埼玉のお兄さんがいました。
そして自分たちは帰れなくなってまゆ村に泊まることになりました。
明くる朝、村長夫人が店に行くと辺りはきれいに掃き清められ、水が打ってありました。
おまけに、大量の行燈から和紙を外して枠を一つ一つ折り畳むという後片付けのボランティアまで
してくれた為帰りが遅れて、新幹線が台風に遭ってしまうというオチまでついてしまいましたが・・・。
(次の日、ちゃんと出社できたんかな?)
皆さん、今日ここで知り合ったばかりの人達です。
そして1ページ目に素敵な写真を提供して下さったkamさんがいました。
絵を描いて下さった水星会の皆様、土笛の演奏を聞かせて下さった風の笛工房さん、
若さで突っ走ってくれた嵯峨芸大の学生さん達+先生、円熟で支えてくれた嵯峨野保勝会の
方々、地蔵盆と掛け持ちの子供会の人達、毎年奉仕活動でご参加下さる寂聴さん、その他
警察をはじめ関係者の方々、それに足をお運び頂いた皆様、ありがとうございました。
最後に、今年のこの「街道灯し」のページは、さだまさしさんの 『夢』 を岩崎宏美さんのCDで
聴きながら作りました。
♪ 人は誰でも無器用で 悲しくなる位無器用で
けれども誰にも夢があり ぎこちない様な愛がある
私の夢はあなた
へたくそだけど 愛してた
さださん、暑い中正装で街道灯しにご参加下さって、ありがとうございました。
こ (まゆ村HP担当)