繭が糸のかたまりであることは話しました。
それで、色がうまくつかないのですから
表面を、ある程度なめらかな板状
にしてしまえばいいわけです。
つまり糸を固定し
糸と糸との
スキマを埋めて
しまうのがケバ止めだ
ということになります。
薄めたボンドを指につけて
目を入れる部分(顔)にすり込んで下さい。
これで泣き目を防げるだけでなく
周囲の糸についた絵の具で
顔に黒い線をつけてしまう心配も
なくなります。
この際注意すべきは
ボンドが多過ぎたり濃過ぎたり
しないことです。
乾いてからテカリが出て
プラスチックみたいになってしまったら
折角の風合いがだいなしに
なってしまいます。
目を入れるための工夫・その2
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