夕刻5時頃には生活の場に戻る奥嵯峨鳥居本町は
年に2日だけ夜の素顔をさらします。念仏寺の千灯供養と
地域の地蔵盆とに合わせて、嵯峨野保勝会が主催する
“愛宕古道街道灯し”(あたごふるみちかいどうとぼし)の
行燈が一の鳥居から祇王寺あたりまで、約1kmの旧街道に
ゆらめく炎の鎖となって、散策のお客様を誘うのです。


花火もなく、BGMもなく、皆さんに描いていただいた行燈の
絵以外には、とり立てて言うほどの飾りつけもない正真正銘
普段のままの素顔の奥嵯峨が、古き良き京都の夏、
京都の祭を演出します。村長の息子の晃一君が
撮った百数10枚の中から、見ていただけそうなのを選び
出してみました。足らざるところは、ご自分で想像しながら
お楽しみ下さい。
毎年8月23・24の両日
夕刻6時頃から9時頃まで
嵯峨芸術大学の学生さん達が作ってくれた大提灯

2005年版
街道灯しはこちら。
表紙
2003年版
2006年版
街道灯しはこちら。